Kazuo Toyomasu  teaware solo exhibition online special show

Part 1 (茶杯類・teacup) 2020.05.23 13:00~

Part 2 (茶壷/蓋碗類・teapot/gaiwan) 2020.05.25 20:00~​​

豊増一雄茶器個展2020オンライン特別展

初めて買った豊増さんの作品は染付の福字蓋碗でした。特に理由も説明できずなんとなく好きでした。使っているうちに内壁に少しずつ茶渋が付き、足や蓋の上など無釉のところも汚れ、まるで古い磁器で茶を淹れていたような感じでした。表面的な茶渋や汚れは、その下に隠れいているもっと精神的な何かを考えさせます。なぜ、そのかすかな黄色味を帯びた土と、濃淡のあるコルバトのシミはかえって心を落ち着かせるのだろうか。

最近惹かれる作品は唐津紫砂(しさ)茶壷です。中国宜興(ぎこう)の紫砂を唐津頁岩で体現した作品。土(石)が硬くて焼く時にひびが入り金継ぎされているが、使い込んだら意外に控えめな心地よい光沢が出てきました。紫砂好きな方の多くはその光沢を求めてお湯や茶を注いで育てるのですが、その光沢の奥はどのような仕組みで働いているだろうか。紫砂とはなんだろうか。また興味を湧いてきました。

深みのあるものは、絶えず新しい気付きに導いてくれる一方で、そのこと自体を自分の奥にひっそり隠しているものです。

豊増一雄 Kazuo Toyomasu

1963 上海生まれ Born in Shanghai

1984 中国美術学院留学 China academy of art

1994 有田にて陶房七○八を開窯 Start pottery studio 708

2010 薪焼成単室登窯を築炉 Build wood fired single-chamber climbing kiln  

現在佐賀県有田にて制作 Based in Arita, Saga, Japan 

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