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渡辺林平茶碗個展
Rimpei Watanabe chawan
solo exhibition
2020.11.21 sat ~ 11.29 sun
13:00~20:00
期間中無休&予約不要
(お茶のテイスティングは要予約)
*展示作品はオンラインショップに掲載しております。12月3日までご購入いただけます。New arrival にてご覧ください。
数年前に潮州のある茶農家さんの厨房で、口笛を吹きながら一握りの単叢を取って飯碗に入れ、お湯をたっぷりかけて飲むのを見て感動した。来客の時は普通に蓋碗と茶杯三つで淹れたが、自分が飲む時に飯碗で直接飲む。それはごく自然で、まるで文人趣味の工夫茶という縛りを気持ちよく無視して、自分が作った葉っぱで味のあるお湯を作って飲むだけという単純な行為だった。
後から少し分かってきたが、碗でおいしく飲める単叢はそれほど多くない。鮮葉の質はもちろん、発酵や焙煎度合いも適切でないと濃すぎたり渋くなったりしてしまう。なるほど。碗で飲むのは、茶に自信を持っていることでもある。今や自分も前半の数煎目は普通に茶壺や蓋碗で淹れて、後半になって碗に移してお湯をかけるだけでも楽しめる単叢を目指しています。
そしてそんな茶葉を入れてお湯をかけて飲む「茶碗」を林平さんにお願いしました。新しい単叢の飲み方、茶碗の使い方を提案できれば幸いです。
コロナ対策十分留意して開催します。
作家略歴
1974 岡山県岡山市に生まれる
2001 備前陶芸センター修了
2002 全地下式穴窯を築窯
2020 現在岡山県備前市にて製作
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