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Kazuo Toyomasu  teaware solo exhibition 2020

豊増一雄茶器個展2020

有田の泉山陶石を砕いて磁土を作り、 単室登り窯で焼かれた白瓷や染付は 古風な佇まいで人気を博しています。 窯の調子も年を重ねるごとによくなり、 白瓷の釉薬がますます綺麗に溶けて 円熟期に迎えているが、豊増さんはすでに新たな 挑戦を始めています。 中国宜興の紫砂茶壺から脱構築し、 唐津の頁岩を砕いて原料から作る 「唐津紫砂」に取り組んでいます。 そして唐津紫砂に刻花で文様を彫り出し、 青瓷釉を施した紫砂青瓷茶壺を発表しています。 これまで古人との会話を重ね、 いよいよ豊増さんの集大成的作品が誕生するでしょう。 常に新たなチャレンジに挑む豊増さんの茶器作品を ぜひご高覧ください。

​展示風景 exhibition view

豊増一雄 Kazuo Toyomasu

1963 上海生まれ Born in Shanghai

1984 中国美術学院留学 China academy of art

1994 有田にて陶房七○八を開窯 Start pottery studio 708

2010 薪焼成単室登窯を築炉 Build wood fired single-chamber climbing kiln  

現在佐賀県有田にて制作 Based in Arita, Saga, Japan 

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