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清水志郎急須個展本展

Shiro Shimizu teapot solo exhibition 

2020.09.12 sat ~ 09.20 sun

​13:00~20:00

期間中無休&予約不要

​作家在廊日:9月12日、19日

インスタグラムにて一部の展示作品を掲載しています。

お気軽にお問い合わせください。

烏龍茶の農家さんはよく「看青做青」と言います。 同じ鮮葉でも少し時間が経つと別物になるので、その瞬間葉っぱの状態を見て 次の作り方を決めることが必要ということです。

そういう意味では、清水さんの茶壺は「看土做壺」でしょう。 自ら工房の周りや日本のあちこちで掘った種類膨大な土、成形の難しいものも多く 急須作りに向いている土をブレンドしたりして、同じ土はほぼありません。 その時々の土の状態に合わせて作っていきます。 形もあまりきまりがなく、脳より土の動きに従い、過度な修飾もなく調和のとれたところに 自然に完成するように見えます。

清水さんの急須を使うたびに、 自然からいただいた土と向き合う純粋さに感心します。 その純粋さから得た癒しに、茶をおいしく淹れる(少なくとも不味くならない)ように、 予告展で展示された土から皆様の意見を聞き、種類を絞るとともに新たな土を加え、さらに 焼成温度などを調整して本展で展示する予定です。作るその瞬間の土の状態、自分の思考や 心境をそのまま反映する一品物の茶器をお楽しみください。

​清水志郎 Shiro Shimizu

1979年 京都五条坂に生まれる Born in Gojyozaka, Kyoto
2002年 京都精華大学を卒業する Graduated from Kyoto Seika University
2002年 祖父・清水卯一の下で制作する Creat under his grandfather Uichi Shimizu  
2005年 父・清水保孝の下で制作する Creat under his father Yasutaka Shimizu 
2013年 京都松ヶ崎に独立する Creat independently in Matsugasaki, Kyoto
2014年 掘った土で作ることを宣言する Basically only use clay digged by himself 

現在京都にて制作 Based in Kyoto, Japan

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